9月に行った初秋の見学会にテンションが上がった私。今回は晩秋の樹木園コースに行ってきました。
前回に続いて同じくハイテンションのM子はんと新にW子さんとの3(還暦)ガール・・・さぞや姦しい事と・・・
研修棟裏のプラタナスの紅葉が見事です。
このプラタナス、別名ヒポクラテスの木。
ヒポクラテスがその下で医学の道を説いたという、ギリシャのコス島のプラタナス、その木からの接ぎ木で育ったものだそうです。
ヒポクラテスのプラタナスの子供!です。
我が家から徒歩10分のここ「武田薬品京都薬用植物園」
一般募集する研修会があることを知らずに、入りたい、入りたいと・・・
特にこの明治時代の建築物が移築されてからは、塀越しに背伸びして覗き込みながら散歩していました。
しかしなんと、HPに年4回の研修会の募集の案内が・・・申し込んだら簡単に入れてしまいました。
切望し続けたウン年間は何だったの?
ああ!「武田薬品のケチ!」とまで言った私をどうぞ許してください。
「茶庭」というと、限られた空間の美というイメージを持っていた私には、この江戸初期に造られた庭は衝撃的でした。
パンフレットに書かれている・・・「境内全体が一つの茶席の風情になるよう考えられており、表の門や玄関までの道、座敷や庭園、そして露地を通って小間の席という茶の湯で人を招く場合に必要な場所の一揃えが石州の演出そのままに残されている。」
まさしく「石州の演出」を体験してきました。
【画像はクリックにより拡大します】
「金継ぎ(きんつぎ)とは、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法である。金繕い(きんつくろい)とも言う。」(Wikipediaより)
それは知っていたけれど、自分が金継ぎした陶器を持つことができるなんて考えたことがなかった。
だって、「金」・「漆」を使用する、陶器の割れ・欠けを埋めて接着する・・・なんとハードルが高い!
そもそも、そこまでの経費(自分じゃできないし、どこかへ修理に出すしかないなあ、と・・・)を掛けるほどの高価な陶器なんてもってないし。