友人のHさんが、11月8日、漢方薬局を開業されます。
川端二条で『平井常榮堂薬房』として1701年(元禄14年)の開業以来、320年も続いたお店を引き継ぎ、高野の地で新たに出発されるそうです。
玄元舎としても、お店のロゴや、(昔懐かし)薬箱など、すこーし協力させていただきました。
何せ、320年の町家の店舗を、現代の店舗に引き継ぐのですから、もう大変!!
レトロ好きには垂涎ものの薬棚
清潔で現代的な調剤室の上には、柿渋で塗られた年代物の薬箱
なんと「海蛇」・・どんな効果が?
いやー、飲む勇気が・・・
店主のHさんは、おっとりした可愛い(あくまで主観です)女性です。
「漢方薬で使われる生薬、薬膳材料、西洋ハーブ、スパイス等、小分け販売いたします。相談の上、お客様に合わせた煎じ薬をおつくりいたします」
との事・・・
お茶を選ぶ感覚で暖簾をくぐれるかも
「傷寒卒病論集 序」
東洋医学の原点のようなものだそうです