写真向かって左は「笹団子」
右は? 初めて見ました「しぼ」という萱の葉を編んだ籠に入った笹団子です。
これを送ってくれたのは、島根県在住の舎主の長年の友人。
生まれも育ちも島根県の彼が、偶然見つけて(彼も初めて見たそうです)感動したからと、わざわざ作っている方を探し出して、作ってもらって送ってくれたのです。
この野性味あふれる外見と手仕事、そして友人の気持ちには、感動以外の言葉は見つかりません。舎主と共に、彼の指示通りに調理(と言うほどでもない)してみました。
その「ドキドキ感」を写真と共に紹介しちゃいます。
準備するものは、きな粉(島根県産大豆100%使用の「とんばらのきな粉」まで付いてきた)と砂糖醬油
まずは、「しぼ」ごと鍋で15分茹でます。
ゆで汁から青臭~い香りが漂ってきます。
茹で上がった「しぼ」を恐る恐る開くと、9個の四角い「笹団子」が出てきました。
二枚の笹にくるまれた団子は、ほのかに萱と笹の香りがします。もち米が大好物の舎主は、何もつけずに味と香りを楽しみます。
私は、砂糖を加えたきな粉と
さとう醤油でいただきました。
素朴な笹団子の味に、舎主と私二人とも大満足。
しかし、問題は残った「しぼ」
ゴミとして捨てるなんて、とても出来ません。
とりあえず干して、持ち手を元の通り捻って結んで飾って・・・何かに使えないかと思案中です。
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