舎主と共に、ここ数年ちょこっとだけ遊ばせていただいている草月流生け花。
その初代家元勅使河原蒼風「花のピカソと呼ばれた男」の展覧会が開かれているというので、先月オープンしたばかりのホテルエミオン京都にある「草月WEST」に行ってきた。
「生け花」という範疇を取っ払っても良いのでは?と思える表現に、心震えた展覧会でした。
上の木造のオブジェは間近で見ると、ちょっとクリムトっぽい金彩が施されています。見る角度によって、飽きることなく見ていたいような気持・・・
書も花器も「いろは」
花器は、陶器の焼き物に家元が金字で染付をしたもの。
ホテルの外側から、会場を上のように見せています。
本に載っている作品と同じ花器・花材を使った作品が展示されているのが心憎い。
飾られている本は昭和41年講談社発行の「わたしの花」
写真は全て「土門拳」
当時のお値段で1万5千円!なんとも超豪華本です。
とても良い状態のものを会場で販売していたので、舎主は喜んでGET!
会場がある「ホテルエミオン京都」も良いスペースでした。
JR嵯峨野線の梅小路京都西駅と直結していて便利だし、入っているお店はリーズナブルで美味しい。
ホテル前面道路のベンチは漆塗り(風)だし、無粋なコーンはセンスの良い木製オブジェの様。
こういうセンスが好きです。
この展覧会の会期は2020年8月16日までです。
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