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『和ばら』という言葉をここで初めて知りました。
滋賀県守山市にある「ROSE FARM KEIJI(ローズファーム ケイジ」
『和ばら』はこちらのオリジナル商標です。
実は私、薔薇の花に少々偏見を持っていました。
彼女への告白に「薔薇の花束」
女房の誕生日に「薔薇の花束」
新装開店祝いに胡蝶蘭、というのに似て、特別な格付けがされて使われる花であることが気に入らなかった。
野の花にだって、もっともっと可愛らしい子がいっぱいいるのに、何であんただけが持て囃されるん?みたいな。
いやですねえ、妬み・偏見ですねえ。
ご縁があって、薔薇を栽培しているハウスを特別に見せていただき、花そのものを見ていない自分を深く反省!。
そこにある薔薇はすべてKEIJIさんオリジナルの品種。
ハウスの中を歩きながら、じっと花を見つめている彼の姿を見ていると、この子がこんなこんな風に育ったら、あんな香りを持ったら・・・と、育て上げる喜びが伝わってきます。
「ROSE FARM KEIJI」のパンフレット。
KEIJIさんが生み出された和ばらの数々の美しい写真に、名前(小春・あかり・鈴・茜・・・など、すべて和名)が添えられて、
これ自体が素敵なバラの写真集です。
WEBカタログをこちらから見ることができます。癒されてみてください。
私がハウスの中で撮った写真・・・至福の時間・・・
調べて名前をつけても、間違えたらいけないので止めておきましょう。
これは、出荷はできないけど可哀想だから・・・と、水槽に浮かべられた和ばら。
ツンツンの茎まで含めて面白い!
ハウスの和ばら達に別れを告げ、最近開店されたばかりの「和ばらCAFE」へ行きます。
メイン道路に面した部分は全面ガラス、なのに、見えすぎて落ち着かない訳ではないのは何故?
この、和ばらが下がったみごとな曲線の壁かな?
アルミを多用した店内は、むき出しの天井といい、ぶら下がった電球といい、従来の「薔薇が置かれた空間」にありがちな甘ったるさが全くなくて、私好みです。
そして、パティシエさんオリジナルのフィナンシェは甲乙つけがたい美味しさだけれど、ひとつ選べと言われたら、私は左の「ほうじ茶」に一票!
カフェでお茶とスイーツをいただくと、1本の和ばらがいただけます。どれにしようかなと迷った末に選んだ1本、それがトップに載せた白い和ばらです。
その1本も、こんな風にプツッと茎を水に刺し込み、元気に持ち帰られるような配慮がされていました。
だから、猛暑の中、夜まで連れまわされた後でもこんなに元気。
やさしさに感激です。
左の写真、「お友達」のよしみでいただいてしまった花束は、悪戦苦闘の末、こんな風に収まりました。
一本一本が個性の強いものを集めて見せるのは難しい
( ̄□ ̄;)!!
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