本日のもうひとつのメインは丹波にある重森三玲の庭。
ここに紹介した以外にもここ丹波地方には、正覚寺「龍珠の庭」・旧畑氏庭園「蓬春庭」があります。
住吉神社「住之江の庭」
セメントの線が不思議なリズムを喚起します。
無人の神社なので、塀越しにしか見られません。
石像寺「四神相応の庭」
昨年の台風による土砂崩れで寺院の本堂と共に土砂に埋もれた庭。
災害前は、それぞれの石の周りは苔に覆われ、4つに区切られ地面は4色それぞれの砂利を敷き詰めたモダンな庭だったはず。
あれだけの災害に見舞われながら、すでにここまで復旧がすすんでいました。新しい竹塀は作庭当時のようにしっかりと「四神」「石」と描かれています。すごい努力に、ただただ脱帽です。
『白虎』白い石英石に白い白川砂
『玄武』丹波の黒石に黒の砂利
『朱雀』鞍馬の赤石に赤い鞍馬石
『青龍』緑泥片岩に青砂
何度訪れても丹波の土地は美しい。
この屋根・・・神社の千木の形です。土塀も旧い形を維持され、本当に美しい家屋です。
トタンで覆われた屋根の形もしっかりと旧来のものを残しています。
そこに住まわれ維持するのは大変な事と思いますが、嬉しくなります。
私の好きな丹波へ、一度是非どうぞ!
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