<山陰めぐりパス>の旅・・・『石見神楽』編

<山陰めぐりパス>京都から島根の益田まで新幹線・特急を使い往復16000円。

「おとなび会員」(50歳以上限定会員ですよ~歳を重ねるのも悪くない)なら、なんと11000円。

山陰自由周遊区間は4日間乗り放題・・・

「やっ、安い!!」


お得切符から旅行計画が始まるのは、私たちにはいつもの事。

さあ、出雲だ!石見だ!


行きは新幹線で岡山まで行き、続いて伯備線で出雲に入ります。

石見に着いた一日目のメインイベントは、何と言ってもこれ!「石見神楽」ですよ。

温泉津(ゆのつ)温泉にゆ~っくり浸かったあと、地元の「龍御前(たつのごぜん)神社の本殿で見る石見神楽、最高でした!




週末は石見神楽

神社の裏山に古い社が見えます。

後ろの岩がすごい形です。

この辺り、フツーに削られた岩や巨石が存在します。



今夜の公演は浜田市の「西村神楽社中」

現在も200以上の社中が存在し、互いに競い合って精進し、お披露目の場を維持しているというのですからすごい事です。

夜8時、神前で始まった軽やかな「お囃子」・・・心が浮き立つような音色です。



演目「恵比寿」

恵比寿様が鯛を釣る様子がコミカルで楽しい!



演目「塵輪(じんりん)」

「異国から数万の大軍が日本に攻め来る中に、「塵輪」と呼ばれる大悪鬼が多くの人々を苦しめていました。そのことを聞いた第14代仲哀天皇自らが家臣を従え天の鹿児弓と天の羽々矢をもって退治しました」(パンフレット解説より)


これが「仲哀天皇(帯中津日子命:たらしなかつひこのみこと)


鹿児弓と天の羽々矢を持った高麻呂


天皇と家臣の舞


煙と共に大悪鬼登場!


最後は2神が2鬼を退治して終わります。

それは手に汗をにぎるような激しい舞と、激しい調子に変わったお囃子に心躍りました。

「古事記」と「日本書紀」をベースにした演目は30種類あるといいます。

すべて見たいものです。


・・・2日目は「世界遺産 石見銀山」、これが予想を超えて面白かったので、後日・・・