下鴨神社「お白石持神事」を体験

下鴨神社、正式な名称は

「賀茂御祖神神社」

(かもみおやじんじゃ)

2017年4月27日に式年遷宮が行われます。

 

 


日差しの強い秋の日、糺の森の木々の木陰は優しい・・・

自宅への帰り道にここを選び歩いていると、「お白石持神事」の案内が目にはいりました。

 

「遷宮に伴った21年に一度の神事なら、私には次の機会はは無いかも?!と、経験してみることにしました。

 


まずは、準備された「お白石」の山から、自分の気に入ったものを選びます。


その石をもって御手洗池にいき、洗い清めます。

私の選んだ石はこれ。

 

頂いた御白砂は「家の四隅に敷かれてお清めにつかわれる」とよいそうです。

さっそく我が家の庭に・・・


清められた御白石は中門横に備えられた樽に奉納します。

来年の遷宮のときには、これらの御白石が本殿の御垣内に敷き詰められるのです。

21年後まで・・・

 

このような神事に関わるのは、いろいろ思うことや疑問やらが湧いてきて面白いものです。

昨年の伊勢神宮の式年遷宮では社殿、装束、御神宝まで新調していたけれど、ここではどうなんだろう?とか・・・ちなみに、本殿は国宝ですから壊すわけにはいきません、屋根瓦など傷んだ箇所の修理だそうです。

じゃあ、その間の御神体の仮宮は何処なのだろうとか・・・

 

 

今日は、公開されていた「三所社」と「御井(みい)」と「大炊殿(おおいどの)」「神服殿」も見学。

現在は使用されていない大炊殿(隣が国宝ですから、火気厳禁で使えません)の内部はここで使われていた用具や、調理していた「神饌」のレプリカが展示されて、あまり見る機会が無いもの、フムフムと覗き込んでしまいました。