2年前、ブログ「レンタサイクルで小浜の寺巡り」で訪れた時は【資料館】
地方によくある地元の資料館という感じで・・・
ただ、その文化財の豊かなことに驚きました。
この日から大の小浜ファンになった私。
【博物館】になってどうかわるかな?と首をながーくしてリニューアルオープンを待っていました。
感想を一言で表すと、
展示の手法と観てほしいという意欲が、同じ文化財をこれだけ魅力的に変身して観せる・魅せるのか!と驚きました。
入館のしおりの表を飾るのは「迦樓羅王立像」
なんと、平成2年に小浜市八代地区の海岸に流れ着いた漂着像。
中国南宋時代のものだそうです。
若狭と大陸との道を感じさせます。
もちろん常設展で、流れ着いたときくるまれていた赤い布と共に、実物を見ることができます。
「若狭のみほとけ」展示室・・今日は加茂神社の「木造千手観音立像」を見られる♪
寺社の雰囲気を感じさせる低い照明の中「これ、本物とちがうん?」と思わせる程精密なレプリカ像も新たにつくられ、背面まで見ることができます。
「若狭の祭りと芸能」展示室・・『王の舞』解ってきたぞ~。おお~『棒振り』維新の官軍のような衣装だ~(K)の喜びの声。
「若狭の歴史」・・すごい、すごい! 鯖街道が【プロジェクションマッピング】で浮かび上がってるよ!ここも、ここも歩いたわ~(鯖街道好きの私・興奮!)
感動の展示内容を挙げればきりがないので、詳しく見たい方はココ
実際に行ってみると、数倍は楽しめますよ~。
たっぷたっぷり2時間、館内を堪能したあとは、1階ロビーの壁一面につくられた図書コーナーへ。
本を片手にカウンターに座って「これを機にちょっと勉強しよう!」という気持ちになること間違いなし。
そしてアンケート用紙に回答したら『木簡』を貰ってしまいました(K・狂喜です!)
限定5千、シリアルナンバーつきですよ。
木材に印刷ですから、一本一本味わいが違います。
秋には文化財特別公開「若狭の秘仏」が始まります。
こうしてみると、3回の小浜参り(レンタサイクルで小浜の寺巡り:小浜・神仏習合に出会っちゃった旅:小浜「妙楽寺」の仏)でも見られていないものがいっぱい。
今年も忙しい秋になりそうです。
小浜は、紅葉を愛でるのにもお勧めの場所です。
是非、是非、一度訪ねてみてください。
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