円山応挙展:承天閣美術館にて

相国寺にある「承天閣美術館」で開催されている「円山応挙展 」前期に行ってきました。

 

私は初めて訪れましたが、館内外の美しさに、さすが相国寺!と納得。

 

 

 

 




灯篭の面白いものがいろいろありまして、これなどは台座の部分が「獅子」?

初めからこんな灯篭が存在するとは思えないけれど、どこかからこの部分だけもってきたのでしょうか?

 

違和感なく納まっているところがすごい!

 

美術館内の中庭。   

小ぶりな山水の石組みを、奥の古い石塔と手前の人工的な丸石の並びが押さえになって、モダン!


12月15日までの前期の展示品目録です。

 

「牡丹孔雀図」を筆頭に長澤芦雪の屏風などの大作もさることながら、図案集や写生帳などから、江戸絵画の変遷をうかがい知ることができました。

 

「七難七福図巻」は応挙の庇護者、祐常門主の達者な下絵にも驚かされたし、江戸時代の世情も伝わり、とても面白く見ることができます。

 


12月21日から始まる後期展示はいよいよ「障壁画」です。

3月23日まで開催されいます。

前期は紅葉の庭を味わい、後期には庭を埋めていた椿が見られると思うと、それも楽しみのひとつです。

 

 

 

 

もうひとつ、今日このミュージアムショップで購入してきた優れもの。

 

最近「てぬぐい」の人気が高いです。

街中でも気に入ったデザインのものに出会ったり、この絵のようにミュージアムショップで記念に買おうかと思うこともあったのですが、活用方法が・・?

 

これを使うと、手拭いを二本の竹で挟み掛け軸のようになるのです。

この燻した色の他に、生の竹の色のもありました。

どうですか?

伊藤若冲の鶴が、我が家の壁面を飾っています。

満足!