何処からともなく白い犬が現れ、私たちの前を案内するかのようにつかず離れずトコトコと‥山のお犬様の使いか?
犬鳴山の由来は
「義犬伝説
天徳年間(957~961年)紀州のある猟師が鹿を追って滝のあたりに来た時、連れていた愛犬がうるさく吠えたてました。
そのせいで獲物を取り逃がした猟師は、怒って犬の首をはねてしまったのです。愛犬の首はそのまま踊り上がって、猟師を呑もうと狙っていた大蛇にかみつき、蛇とともに息絶えてしまいました。
犬が吠えたのは、主人の危急にいち早く気づき、救おうとしたからでした。この心を知った猟師は悔いて修行者となり、愛犬をねんごろに供養し、また自分の田地を不動堂に寄進しました。
この時より宇多帝(うだてい)より犬鳴山と勅号を賜うたのである。」(泉佐野市観光サイトより転写)
ポロッ‥(涙)この手の伝説はたいてい涙ものですね。
「子供の頃はね、こんな石段なんか無くて、行場だから鎖がジャラジャラ‥」と昔を知ってるMさん。
とにかく初めての私の目には、ものすごく水と緑が美しいところと映ります。
年輪を重ねた樹木の迫力!!
犬鳴山の麓の大木地区は中世の荘園の面影を残す地区です。
ここの「火走神社」は間口の広い拝殿を持った、春日造りの立派な神社です。
次に向ったのは日根野地区。
中世荘園については「歴史館いずみさの」へどうぞ!
ここには舎主 K がその昔作成した「和泉国日根荘日根野村絵図」をはじめとする中世荘園の資料が揃っています。
知らなかった地元の魅力に開眼したMさん、泉州が好きになった(海産物が美味しい!)W子さんと私。
人の生活の歴史を感じて歩くって良いです!
帰ってから調べたら、隣の貝塚市にも国宝の建造物、孝恩寺のお堂『釘無堂』がありました。
じぇじぇじぇっ!ですね。
コメントをお書きください
M(さん) (火曜日, 28 5月 2013 10:58)
先日は、はるばるようこそお越しくださいました。
おかげさまで、私も自分の故郷を「再発見・再認識」できました。ありがとうございました。
いっそもう少し遠ければ、1泊プランでもっと盛り沢山にできるのに、中途半端な距離ですね。
不勉強なことに、「釘無堂」が国宝とは知らず、勿論行ったことが有りませんので、次回も是非ご一緒させてください。
梅雨に入りそうで、訪れるには適さないようですから、ゆっくり機会をお待ちします。
gengensha (水曜日, 29 5月 2013 23:39)
Mさん、ありがとうございます。
泉州の魅力再発見の一日でしたね。
私の地元、修学院の魅力再発見の旅にもおいでなさいまし!