ご近所散策‥瓜生山から詩仙堂

玄元舎のある修学院は、自然を味わう散策も寺社仏閣などを訪れるのも、「ちょっとそこまで」というご近所さん感覚で行くことが出来るのが自慢の土地です。

 

 

今日は徒歩10分程の曼殊院の青もみじからスタートです。

【画像はクリックすれば拡大します】

曼殊院の石垣の前を過ぎるとすぐ見えてくるのが、竹田薬品 薬用植物園」です。

ここは一般公開をしていません。94000ヘクタールもの敷地がいくつもに分かれて道の横に現れるので、いつも柵の外から覗き込みながら歩きます。

普段余りお目にかからない草木もいっぱい。

今日は牡丹の花が目にとまりました。


 

この植物園で一番好きなのは【ツバキ園】

なんと560種ものツバキが栽培されています。

ここも柵の外からパチリ。



 

瓜生山へは曼殊院と植物園の間を登っていきます。

10分も登れば尾根道に到着。この道は京都一周トレイルの<東山>の一部になります。北へ行けば比叡山、南にいけば北白川の里に一旦下りてから大文字山に登る道です。

今はヤマツツジが美しい季節。

木々の間から見える市内の景色を楽しみながらのんびりと歩きます。


 

尾根道を20分ほど行くと、出城跡に到着。木々が無ければ物見の砦としては絶好の地です。

さらに10分ほどで戦国時代には山城が築かれた瓜生山山頂(301メートル)に到着です。

ここは元々「勝軍地蔵」が祭られていたところですが、今は北白川に移され、石室だけが残っています。手前に建つお堂は「狸谷山不動院」の奥の院です。

 

 

 

 

此処から狸谷不動院への道を降り、長い石段と坂道を下がっていくと、一乗寺(宮本武蔵 決闘の地)の里に到着。


 

里に降りてほっこりするのにぴったりの場所が「詩仙堂」

 

季節ごとに咲いている花の種類がとても多いのに、庭の手入れが行き届いていて決して風情を損なわない、安心して足を向けられる場所です。

 

エントランスから素敵でしょう。



この縁側に座って、ほっこり‥

サクラの季節も終った今日は、観光客の数もすこし落ち着いて、こんな写真を撮るチャンスもありました。


今はヤマブキの黄色が、夏には半夏生(ハンゲショウ)が映える池。

トクサが青々とスクッと立っている様が好きです。

 


 

 

咲き始めの白藤

 

 

 


 

 

こんな風に、3時間ぐらいご近所を廻ってくると、目新しい場所に出かけたわけではないけれど、「良い休日を過ごした~!」という気分になれます。


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コメント: 2
  • #1

    まりこはん (木曜日, 02 5月 2013 20:35)

    いつもながら、なんて羨ましい環境でしょう。
    ここで見られる写真だけでも心が和むのだから、そこに居て、日を浴びて風を感じられたら・・・と、胸が騒ぎます。

  • #2

    gengensha (土曜日, 04 5月 2013 00:31)

    そう、私のお気に入り「おひとりさま散歩コース」です。
    短時間で安全に、山と寺と花が味わえる‥まりこはんも是非どうぞ。