若冲と等伯を見に『両足院』へ行く

近年、美しい半夏生(はんげしょう)の庭で人気を集めている建仁寺の塔頭「両足院(りょうそくいん)」

元旦から14日まで新春特別公開を行っています。

今回展示されているのは、伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」の掛軸と、長谷川等伯の「竹林七賢図」の襖絵です。

 

若冲の掛軸は雪を被った梅の木の前に、雄鶏と山茶花の花が色鮮やかに描かれたもので、有名な「動植栽絵」を思い起こさせます。

それを、手に触れられそうな距離で見ることができるお得な機会です。

 

等伯の襖絵は、黒竹の伸びやかさがが印象的でした。

 

写真撮影は禁止なので、掲載した写真はパンフレット掲載から拝借したものです。

詳しくは両足院HPからどうぞ!

 


これは同じ長谷川等伯の「水辺童子図」です

 

美しい建仁寺の法堂です。

「両足院」の門ははこの前にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

門を入ると手入れの行き届いた白砂と杉苔の庭が目に眩しいようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂に向う途中のお部屋です。

窓から美しい黒竹が見える風情は、切り取ったらそのまま日本画になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本堂裏から書院前の池泉廻遊式庭園。

京は初釜でしょうか、とても上品な着物姿の人々が集まり書院は使用中。

正面から見ることはできませんでしたが、立派なお庭です。

お庭は本堂東側まで(2枚目の写真)続いています。

散策する機会を得たいものです。