自宅から徒歩で25分、八瀬にある「瑠璃光院」に K と一緒に紅葉を眺めに行って来ました。
ここは、数年前から春と秋の2回一般公開を始めたのですが、あっという間に、春は馬酔木、秋は紅葉の名所として有名になりました。
比叡山の麓の傾斜地に建ち、高野川のせせらぎを挟んで、向かいに北山を臨むという、すばらしい借景も見逃せません。
山門をくぐり、すばらしく手入れされた苔に魅了されながら石段を登っていきます。
書院一階から眺める「瑠璃の庭」
広い畳敷きの部屋に足を投げ出して、ゆったりと過ごすことのできる空間です。
ここは庭はもちろんのこと、数寄屋造りの建物がそれはすばらしいのです。
書院2階から眺める紅葉。
ここから見渡す北山の山並みが素敵です。
2階から見下ろす「瑠璃の庭」は、一階から見るよりもっと素敵なのですが、今日は人が多すぎて、上手に写真に収めることができませんでした、残念!
渡り廊下から見下ろす「臥龍の庭」
傾斜地の庭というのは、なんと美しいのでしょう!
窓から見えるちょっとした風景も趣があります。 今日は桃色の山茶花が一輪‥。
瑠璃光院の後は併設されている「ルイ・イカール美術館」へ立ち寄ります。
ここは、仕事もさせていただいているので、近々別に紹介させていただきます。
そして、帰路の途中でちょっと寄り道。
「御蔭神社」‥鬱蒼とした森に囲まれ、祭祀の時意外は、人影を見ることはほとんど無いのですが、下鴨神社の大神が降臨されたという、由緒正しい神社です。
参道も境内も、常に清められており、深い静けさに包まれています。
そして最後は、徒歩3分の赤山禅院へ。
紅葉の盛りの時期は過ぎていましたが、いつもの羅漢さんたちが、銀杏の落葉に囲まれて黄金色に輝いています。
こんな手近なところで秋を満喫できるという幸福に、毎年感謝するコースです。
ちなみに、今年の秋の瑠璃光院の拝観期間は12月10日までです。
是非いちどお越しください。
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