2012年京都非公開文化財特別公開が開かれています。
「海住山寺」の五重塔内部が見られるというので、今回は南山城の古寺と仏像巡りに行く事になりました。
調べてみると、南山城方面は垂涎の文化財の宝庫です。
木津川沿いに多くの寺院が点在しています。
一日で廻れるのは「海住山寺」「神童寺」「蟹満寺」「寿宝寺」「観音寺」、間に「山城郷土資料館」を入れるのが精一杯でした。
雑誌「サライ」の11月号の特集は「秘仏と仏塔を訪ねる京都」と題して、『知られざる南山城”奥の細道を歩く”』が取り上げられています。
観光客はもちろんの事、地元の人間でさえあまりいかないこの地域を取り上げるとは‥、えらい!
御住職とそんな話をしていたら、京都国立博物館の平常展示館の建替後のオープン特別展が、南山城近辺の文化財だそうです。楽しみですねえ。
各お寺の御住職は、出品の要請にどう答えるか思案中だそうですが‥
たとえば、上の蔵王権現は高さ270cm。
下の蟹満寺の釈迦如来坐像は、金銅仏で240.3cm。
どちらもご本尊ですし、おいでいただくのは無理かもしれませんねえ。

このあと、名庭園で名高い「一休寺」に立ち寄り帰路につきました。
古寺と仏像、堪能の一日でした。
次回は、離れていて行今日は行けなかった、宇治田原にある「禅定寺」を是非訪ねてみたいものです。
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