10月9日、(K)の出身地である、泉大津濱八町地車祭りに行ってきました。
「地車」と(K)、隠れた舎主の姿が‥
中学生までは、祭りに血湧き肉踊る少年だったようです。
下はご自慢の(K)の町内の地車、今年の写真です。
だんじりといえば岸和田が有名になってしまったのにも少々不満が‥
一説によれば(あくまで一説!)「江戸時代、現在の岸和田が泉大津からだんじりを借りたところ、城門をくぐることができなかった。そこで造られたのが、柱に彫り物がある現在の岸和田のだんじりである。」 (だから、泉大津の方がふるいねん)
「岸和田のだんじりは正面に掲げられているのは【鬼板】だが、泉大津のものは【鬼熊】である。」 (鬼熊の方が細工物として出来がよくて格好いいねん)
「うちとこ(!)のは【かち合い】するし、上品な飾りもんちゃうねん」
「特に、うちとこの町内のが一番いい彫り物やねん!」
‥というところでしょうか?
高校生になり、地元の青年団に入っていけず、観客としての立場に甘んじざるを得なかった青年の、地元地車へのこのような執着は、現在のものつくり職人への道と無関係ではなかったかも‥などと、つらつら思いながら、地車が来るたびに狂喜する(K)に付き合った一日でした。
← 岸和田の地車
正面屋根の上、「鬼板」が見えます。柱には細工があり、「カチアイ」はできません。
☆【カチアイ】とは:前方の地車の後ろ梶梃子めがけ、後方の地車が突進していき、あて板を梶梃子にぶつける事。事故や喧嘩になることもあります。
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