初詣その2 「石清水八幡宮」
京都に暮らして三十数年、Kは神社仏閣に公私共に縁深いというのにお参りしたことがないなんて‥
ということで初めて行きました「石清水八幡宮」
京阪電車「八幡市駅」からケーブルも出ていますが、是非本殿まで参道を歩いて上ってください。
昔日には、さぞや見事な宿坊が連なっていただろうと想像できる、堂々たる石垣を横に見ながら歩いていると、現実世界から神の世界に足を踏み入れるという空気が満ちてくる感じがします。
”八幡様の総本宮である宇佐神宮(大分県)の神託を受けて創建”
”京都の北東の比叡山延暦寺に対して、南西の裏鬼門を守護する神様”
そんなえら~い神様だとは知らず(失礼しました!)‥目にした本殿は立派!!のひとことです。
ここは「頓宮殿」
本殿の華やかさとは対照的ですが、桧皮葺(ひわだぶき)の屋根がおもしろい形をしていて、
とても静謐な雰囲気がして、今回私がいちばん気に入った建造物です。
おっと! 見過ごしてしまうところでした。
こんなところに「重森三令」の庭が!しかも台風で倒れた石の鳥居を使って‥
他にもここの社務所の庭園も造っていたのですねえ、知らなかった。
寺社をを歩くと時々出会える大好きな「重森三令」
前回出会ったのは「坂本の里坊庭園」です。
社務所の庭園は格子越しにしか見られなかったので、興味がある方はこちら 【中田ミュージアム】を覗いてみてください。