「春夏秋冬。京都の街、いや日本で交わされる会話に季節の話題がなんとおおいことだろう。
暑さ、寒さ、天気など、日常で感じる自然を通して、お互いを気遣う智恵ともいえる。
本書は、春分からはじまり季節を区切る『二十四節気』を目安に、京都の花名所、祭事などを『ことば』とともに案内する内容である。」
中田昭 あとがきより
写真家である中田昭氏が、「季節のうつろい」のなかで出会った「想像を超えた瞬間」を収めた写真と共に、和歌も添えられた本書を手にしていると、つくづく”日本に生まれてよかった”と思えてきます。
英語の訳もつけられているので、外国の方に京都を感じ取っていただくには絶好の書物だと思います。
京都の夏の風物、鴨川の納涼床を上方から眺めると、
こんな風に!!